ものづくり産業の振興
事業の背景、課題
県内経済が発展するためには、県外からの外貨を獲得できる産業の振興が必要であり、その観点から特に、経済効果が大きく、成長産業であるものづくり産業の支援が重要です。
島根のものづくり産業は、自動車や電気・電子部品などに関連した多様な業種が県内に幅広く立地するとともに、東部には特殊鋼や農業機械、鋳物などが、西部には窯業や水産加工、木材製品などが集積し、地域の主要産業となっています。
しかし、国内のものづくり産業は、人口減少に伴う国内市場の縮小や働き手の不足、グローバル競争の激化などの厳しい経営環境にあります。そうした環境の変化に対応できるよう、県内企業の付加価値向上・競争力強化、県内ものづくり産業の基盤強化が必要です。
〇島根県内製造業の製造品出荷額及び付加価値額の推移
〇製造品出荷額の推移(産業区分別(中分類上位6業種))
〇付加価値額の推移(産業区分別(中分類上位6業種))
目標値
主な取組
本プロジェクトでは、島根創生計画の実現を目指し、概ね10年後を目標年度とし、県内企業の新たな収益構造の構築、売上・付加価値の向上、人材確保へ対応していくため、以下の2つを目的とした取組を行います。
(1)外部環境に柔軟に対応し、高い付加価値を創出する企業(研究開発型企業)の増加【産業振興】
(2)若者、特に理系人材が希望・やりがいを持って働くことができる企業の増加【若者定住】
ウィズコロナ禍での県内ものづくり企業の売上確保に向けた販路開拓・拡大や、産業構造の転換等に対応した経営基盤の強化に資する生産性・付加価値の向上を図る取組など、県内企業の課題の解決に則した支援を総合的に実施します。
産学官連携によるオープンイノベーションを推進し、県内ものづくり企業の新製品・新技術開発を支援します。
(新製品・新技術開発の補助、ワンストップ相談窓口、ビジネスフォーラム)
県内企業の“技術基盤の強化”と“研究開発力の強化”を産業技術センターが両輪で支援することで、収益力の強化を図るとともに、次世代産業分野等への新事業展開を促進します。
県内企業等のニーズを把握し、独自技術や製品の研究開発、課題解決、人材育成のため、大学や高専が有している研究シーズを積極的に活用し、産学官連携を推進します。
県内ものづくり産業が脱炭素化に対応するための取組を支援します。
(専門家派遣事業、設備投資等助成)
●先端金属素材グローバル拠点創出事業(地方大学・地域産業創生交付金事業)
国の「地方大学・地域産業創出交付金事業」により行う、島根大学と地域の企業が連携し、「強みを生かした産業の創出」「地域産業に根付く高度専門人材の育成」に向けた取組です。
県内で初の工学系学部となる島根大学材料エネルギー学部と県内企業との連携を強化し、共同研究等を通じて県内企業の競争力強化を図るとともに、企業の研究開発等の中核を担う高度な専門知識を身につけた人材の育成に向けた島根大学の取組を支援します。
【施策内容】
県内企業の技術開発力の強化、新技術・素材・製品開発、新分野参入等に繋がる県内企業との共同研究を支援
●その他の取組→産業振興課ページ
お問い合わせ先
産業振興課
島根県 商工労働部 産業振興課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-6019 FAX:0852-22-5638 sangyo-shinko@pref.shimane.lg.jp