重点推進事項(ものづくり)
農林水産基本計画の将来ビジョンである農業産出額100億円増の実現に向けて、水田園芸や有機農業などの取組を推進します。
(農林水産基本計画における農業の現状と課題、将来ビジョン・基本目標については、農業の振興<農林水産基本計画>のページをご覧ください。)
1.水田園芸の推進
令和6年度の目指す姿
県のあらゆる農業施策を総動員して産地の発展段階に応じた支援を行い、今後の地域農業の柱となる水田園芸を県全体に拡大・定着させ、県推進6品目それぞれの産出額を年10億円(計60億円)以上に引き上げます。
(農林水産基本計画:重点推進事項(水田園芸の推進)(PDF:1.87MB))
(県推進6品目:今後需要拡大が見込まれ、機械化や省力化が可能な品目)
主な対策
- 育苗から栽培、出荷・販売までを地域全体で役割分担する「拠点方式」による産地化の推進
- 機械化やスマート農業技術の導入等による労力補完の仕組みづくり、安定的な販路の開拓
- ほ場整備、排水対策等の基盤整備やハウス整備等の支援
(排水対策早見表を活用した排水対策(額縁明きょ))
令和6年度の予算事業等
令和5年度末の進捗状況
令和5年度末の進捗状況は次のとおりです。
「水田園芸の推進」の進捗状況(PDF:145KB)
この事項のお問合せ先
産地支援課(基盤整備以外について)
TEL:0852-22-6391,0852-22-5126
E-mail:sanchishien@pref.shimane.lg.jp
農村整備課(基盤整備について)
TEL:0852-22-5176,0852-22-6769
E-mail:nouson@pref.shimane.lg.jp
2.有機農業の拡大
令和6年度の目指す姿
全国に誇る島根県の有機農業の更なる推進のため、産地の育成と有機JAS認証の取得を推進し、耕地面積に占める有機JAS認証ほ場の面積割合を1.0%以上に拡大します。
(農林水産基本計画:重点推進事項(有機農業の拡大)(PDF:2.02MB))
主な対策
- 有機JAS認証の取得を軸とした産地形成と担い手確保
- 県内外の消費者や事業者に向けた販路・消費の拡大と物流の改善
(首都圏での島根県産有機野菜コーナー)
令和6年度の予算事業等
令和5年度末の進捗状況
この事項のお問合せ先
産地支援課
TEL:0852-22-6477,0852-22-6704
E-mail:sanchishien@pref.shimane.lg.jp
3.美味しまね認証を核としたGAPの推進
令和6年度の目指す姿
安定的な経営を実現するため、国際水準GAPの実践を島根県農業のスタンダードに位置付け「美味しまねゴールド」を核にGAPを推進することで、主要品目において国際水準GAP(美味しまねゴールド含む)を取得している割合を産出額の50%以上に引き上げます。
(農林水産基本計画:重点推進事項(美味しまね認証を核としたGAPの推進)(PDF:1.78MB))
主な対策
- GAPの意義を広く普及し、国際水準GAPである「美味しまねゴールド」の認証取得を強力に推進
- 流通・販売事業者等との協力関係を強化し、GAPに取り組むメリットが実感できる販売環境を構築
(「美味しまねゴールド」しまねっこコラボマーク)
令和6年度の予算事業等
令和5年度末の進捗状況
令和5年度末の進捗状況は次のとおりです。
「美味しまね認証を核としたGAPの推進」の進捗状況(PDF:457KB)
この事項のお問合せ先
産地支援課
TEL:0852-22-5965,0852-22-6011
E-mail:sanchishien@pref.shimane.lg.jp
4.肉用牛生産の拡大
令和6年度の目指す姿
子牛の評価向上につながる繁殖雌牛の改良と種雄牛造成の強化や、地域の特色を活かした生産の拡大などにより、子牛生産頭数を年9,300頭以上に引き上げ、肉用牛産出額を25億円以上増加させます。
(農林水産基本計画:重点推進事項(肉用牛生産の拡大)(PDF:1.88MB))
主な対策
- 種雄牛の造成・繁殖雌牛の能力の向上や子牛・肥育牛の生産性の向上の推進と新たな担い手の安定的な確保
- 放牧を活用した子牛づくりや、肥育農家と繁殖農家の連携による地域の特色ある肉用牛生産の推進
(県有種雄牛「百合久勝」号)
(しまね和牛肉)
令和6年度の予算事業等
令和5年度末の進捗状況
令和5年度末の進捗状況は次のとおりです。
「肉用牛生産の拡大」の進捗状況(PDF:281KB)
この事項のお問合せ先
畜産課
TEL:0852-22-5133
E-mail:chikusan@pref.shimane.lg.jp
5.持続可能な米づくりの確立
令和6年度の目指す姿
将来にわたって県内の米づくりが持続的に維持できるよう、主食用米の生産面積の50%以上を担い手に集積するとともに、担い手の3分の2以上で60kg当たりの生産コストを9,600円以下とする低コスト生産を実現し、主食用米の更なる価格低下にも耐えられる強靭な経営体質を確立します。
(農林水産基本計画:重点推進事項(持続可能な米づくりの確立)(PDF:2.03MB))
主な対策
- 担い手への農地集積・集約化や経営規模の拡大の推進
- リモコン除草機の導入による畦畔管理の効率化、高密度で播種・育苗する技術や多収穫品種の導入による低コスト化の推進
(リモコン除草機による畦畔除草)
令和6年度の予算事業等
令和5年度末の進捗状況
令和5年度末の進捗状況は次のとおりです。
「持続可能な米づくりの確立」の進捗状況(PDF:602KB)
この事項のお問合せ先
農山漁村振興課
TEL:0852-22-5129
E-mail:nosan@pref.shimane.lg.jp
お問い合わせ先
農林水産総務課
島根県農林水産部農林水産総務課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 TEL:0852-22-5393 FAX:0852-22-5967 E-mail:nourin-somu@pref.shimane.lg.jp