6月12日質問項目2
2.隠岐航路フェリーの2隻体制期間の拡大
○山陰中央新報(岸本):隠岐汽船のことについて伺います。
先日、隠岐汽船が船員不足を理由にフェリーの2026年のダイヤを従来の3隻よりも少ない2隻体制の期間を拡大するという発表がありました。住民生活や夏の観光業に対する影響というのは大きいと思います。知事としてのその受け止めと、県としての対応や対策というのをどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○丸山知事:極めて残念な事態ですよ。人が採用できるように取り組んでいきましょうということは、たしか島前、島後の4首長さんと隠岐汽船の社長さんと、共同宣言か何かされたはずですよ、一緒に取り組んでいこうと。その支援も行政としてやっていくというふうな支援の枠組みも決めてあるはずなので、そういう中で、言ってみれば、2隻で運航せざるを得ない期間を短くしていきましょうというふうに取り組んでいるさなかに、もうほとんど2隻にしますという話が来るっていうのは、どうなってるんだと、私からすると。恐らく島民の皆さんだってそうだと思いますよ、特に島前の皆さんはね、影響が大きい。採用できる人が増えるようにしていきましょうということは、これは括弧書きで、当然辞めていく人が辞めていかないようなことは当然やってくれるんですよねというふうに我々は期待していたけども、そっちができてなくて、休みを取りにくい、悪循環なんだけど、そういうことができてなかったと。我々からすると、この台から飛び上がろうと思ってたら、この台が壊れたってことです。なので、もう基本的に会社が頑張んなきゃどうしようもないので、ちゃんとやってくださいということですよ。
ともかく、そもそも物流としての車両運搬とか、車両を載せてくれる物流自体が半減するっていうことですよ。旅客が常に満杯になってるわけじゃないからあれだけど、時間は遅くなる、量は半分になる。それは影響大きい。夏の観光だけじゃなくて、冬が事実上のオフシーズンだから春、夏、秋。しかも、特に島前に至っては、宿泊を組みようがないと、宿泊で回ろうと思ったって。ツアーがどんどんキャンセルされてると聞いてます。
だから、当面、そういう3隻で無理に戻しても、休みが取れなくて、また人が辞めていかれるということになりかねないんで、そうならないように、やむを得ず2隻にするんだから、まず離職が出ないように、離職が出てる原因を潰して、ある意味、今回、3隻を2隻にする期間を、ほぼ2隻にするので、そのリソースを、もう上げるわけですからね、これで離職なんか増えないだろうなと。それで本当に人を増やしていくっていうモードにしてもらわなきゃ困る。ともかく社長、ちゃんとやってくれと、話が違うじゃないかと。というのが、多分島民の皆さんの思いでしょうし、私もそう思いますよ。話が違うと、どうなってるんですかと。
ともかく休みが取れるように、これまでの体制を継続するよりも、休みが取れるようになるわけだから、休み以外での離職が発生してる理由を潰して、それが新規採用とか、新規採用した後の人の定着につながっていくわけなので、離職が発生しないような環境をちゃんとつくって、そして反転して、これこそ反転ですよ、それで人を採用していって、人を育てていけば3便に戻っていくという方向で着実にやってほしいということです。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
関連なんですけども、これまでのちょっと議論で出てるように、船員不足がフェリーの減便の原因でした。隠岐広域連合では、三菱マヒンドラ農機の離職者への採用を呼びかける考えということです。隠岐汽船では休日が取りづらいという話もあって退職につながっているということでした。
○丸山知事:いや、そういうふうに私も思うんだけど、そもそもそんな、広域連合がやることでもないし、隠岐汽船が言うことだよ、そんなことは。広域連合がマヒンドラから人を採りましょうなんて言ってること自体がもう、当事者は誰なんだと。隠岐汽船はどう言ってるんですかってことですよ、どっちかというと。そんなことをニュースにするより、まあニュースにしたって構わないけど、隠岐汽船は、じゃあ、その気があるのかと。そんな広域連合が募集に行ったところで、雇う人間は、雇用主は隠岐汽船ですよ。隠岐汽船がマヒンドラからぜひ採りたいという気持ちで向かっていってるのかっていうことのほうが大事ですよ、私知らないけど。そうやって広域連合が言ってること自体で、どんな話なんだって感じです。隠岐汽船が言うんだったら分かるけど。当事者は隠岐汽船でしょう。そんなもんニュースになるほうがおかしいと思うよ。隠岐汽船がマヒンドラを離職される人に対してもっと積極的にアプローチしていくんだって言うんだったらニュースの価値があるけど、広域連合がそんなことを言っているっていうこと自体が、どうなってるんだっていう感じがするっていうことですよ。当事者は誰なんだと。誰が雇うんですか。隠岐汽船ですよ。そんなの、今頃三菱マヒンドラにアプローチしましょうっていうこと自体で、それはもうちゃんちゃらおかしいよ。そんなことを言うんだったら、もっともっと前からやってるべきだ、第1回目の4月末の合同説明会があったでしょう。そこに来てたんですか、隠岐汽船は。何か思いつきのようなことじゃ、よくないと思いますよ。
だから、私もよく分からないけど、本当に人を採用しようと取り組んできたのか。本当に離職が発生しないように取り組んできたのかと。何でこんなことになってるのか。まず社長にインタビューすべきなんだよ。広域連合がどう言ってるなんて、そんなことは外野なんだから。通年ほぼ2隻体制になるという状況をどういうふうに捉えているんですか、なぜこんな状況を回避できなかったのかって問うべきは、私とか広域連合とかじゃなくて、隠岐汽船に乗り込んで社長さんに聞いてくださいよ、まずは。報道される側も誰が当事者かって、はっきりちゃんと認識してやってください。我々が会見するからとか、公開の場で会議をするから我々に聞くっていうのは、怠けてると思うよ。本来聞くべき人間に聞いてから聞くべきだよ。マヒンドラがどうこうとかっていう話を広域連合がどうこうしてるとかっていう話は本末転倒だと思う。そういうことを言うべきは隠岐汽船だと思うよ。違いますか。
○山陰中央新報:そうだと思います。
この問題に対して、県での人材確保に向けて、何か今後対応とかっていうのはありますか。
○丸山知事:あのね、今後対応って、するつもりではいたけど、前提が壊れてるから、じゃあどういうことになってるのかって、まず隠岐汽船の話を聞かないかん。
あのね、県がどうするとかって聞く前に、隠岐汽船に聞きなさい。そんなことやってるから、隠岐汽船がこんな説明責任も果たさずに、こんな状況を繰り返してるんじゃないんですか。取材先、間違ってると思うよ、正直。社長、出勤してるだろう、会社に。
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